会計士の個人ブログ

脳トレより100倍効く!科学が証明する“頭を良くする習慣”とは?

頭を良くする「唯一の方法」は、実は超シンプルだった

「もっと頭が良ければ、仕事もサクサク進むのにな…」
「記憶力が良ければ、勉強もラクになるのに…」

そう感じたことは、誰にでも一度はあると思います。
世の中には、「脳トレ」「速読」「記憶術」「クロスワード」「パズル」など、“頭が良くなる”とされるメソッドがあふれていますが、本当に脳そのものの性能を上げる方法はどれくらいあるのか?

結論から言うと——

科学的に頭を良くする唯一の方法は、「戦略的な運動」です。

脳トレではなく、「運動」です。


なぜ、多くの「脳トレ」はあまり効果がないのか?

世界中の研究者が、「頭を良くする方法」を真剣に研究してきました。
クロスワード、記憶トレーニング、さまざまな“脳トレ”が検証されましたが、

  • 多くの脳トレは、そのトレーニングをした“そのタスクだけ”が上手くなるだけ

  • 「知能」「集中力」「記憶力」といった汎用的な能力の向上にはほとんどつながらない

という結果が多く報告されています。

一方で、運動の効果ははっきりと確認されているんですね。


運動が「最強の脳トレ」と言える理由

運動は単に体に良いだけではなく、脳の構造そのものに影響を与えることがわかっています。

運動がもたらす脳への主な効果

  • 新しい脳細胞(ニューロン)が生まれやすくなる

  • 脳を成長させる物質「BDNF」が増える

  • ワーキングメモリの向上(=地頭・思考の土台となる力が上がる)

  • 海馬(記憶に関わる部位)への血流増加 → 記憶力アップ

  • 暗記スピードが上がる・子どもの成績向上との関連も多数の研究で報告

つまり、運動は

「脳の筋トレ」ではなく、「脳そのもののアップグレード」

と言えるようなものです。


そもそも、なぜ運動で頭が良くなるのか?(サバンナ時代の名残)

理由は、私たちの“進化の歴史”にあります。

人類の祖先は、長い間サバンナで狩猟採集生活をしていました。

  • 空腹の中で獲物を探し回る

  • 周囲を観察し、危険やチャンスを見極める

  • 獲物を見つけたら、気づかれないように慎重に近づき、素早く仕留める

これらはすべて、高い集中力・判断力・記憶力が求められる行動です。

そのため、脳はこんな風に進化しました。

「体を動かして獲物を探しているときに、脳の性能を最大化する」

この性質がいまも残っているため、現代の私たちも

  • 歩く

  • 走る

  • 体を動かす

といった運動をすると、脳が“狩りモード”になり、集中力や思考力が上がるようにプログラムされているわけです。


運動は“副作用のない最強の薬”

運動のメリットは脳だけではありません。代表的なものを挙げると:

  • 週150分の早歩きで、寿命が約4年半延びる

  • 筋力が強い男性は、がんによる死亡率が3分の1以下

  • うつ病に対して、薬と同じくらい効果的とされるケースも多い

  • ストレスレベルを半分以下にする効果

  • 運動を続けるほど、健康・寿命への効果は累積的に増えていく

さらに、運動すると

  • ドーパミン

  • セロトニン

  • エンドルフィン

といった「気分を良くする脳内物質」が分泌され、気分が爽快になることも分かっています。

つまり、運動は
「健康」「メンタル」「脳機能」すべてに効く万能薬
しかも、副作用なし。

やらない手はない、というレベルです。


どんな運動を、どれくらいやればいいのか?

「運動がいいのは分かった。でも、具体的に何をどれくらいすればいいの?」
ここが一番気になるところだと思います。

もちろん、完璧な正解は人によって違うのですが、研究から見えてきている“目安”はあります。

① 有酸素運動(脳にはこれが最重要)

  • 4日

  • 1回 30分〜1時間

  • **最大心拍数の60〜65%**程度の強度
    (少し息が弾むが会話はできるぐらい)

例)早歩き、軽いランニング、サイクリングなど

別の本では、

  • ランニングを週3回、45分以上

という目安も紹介されています。

② 無酸素運動(筋トレ)も組み合わせると最強

  • 2回

  • ダンベルやマシンを利用した筋トレ

  • 10〜15回 × 3セットを、無理のない重さで

結論としては、

有酸素運動を中心に、無酸素運動も組み合わせるのがベスト

というイメージです。


「理想的な量」じゃなくてもいい。大事なのは“とにかく動く”こと

ここまでの運動量を見て、

「いやいや、忙しくてそんなに時間とれないよ…」

と思った方も多いはずです。

ここで大事なポイントは、

1分でも、5分でも、“やらないよりは圧倒的にいい”

ということです。

  • 朝5分だけ早歩きする

  • エレベーターではなく階段を使う

  • 仕事の合間に軽くスクワットやストレッチを入れる

こうした“ミニ運動”でも、確実にプラスの影響があります。

最初から理想形を目指す必要はまったくありません。
「できる範囲から少しずつ」を続けた人だけが、ちゃんと頭も体も変わっていきます。


運動を習慣化するためのコツ

運動が続かない一番の理由は、

「やったメリットを、ちゃんと実感できていない」

ことが多いです。

おすすめは、こんなシーンで“あえて”運動してみることです。

  • 頭が煮詰まったとき

  • なんとなくやる気が出ないとき

  • 嫌なことがあって気分が沈んだとき

このタイミングで5〜10分だけ軽く歩く・走るなどして、
「運動したら確かに頭がスッキリした」「気分が楽になった」という経験を何度か積むと、

「しんどいから運動できない」
→ 「しんどいからこそ運動しよう」

という発想に変わっていきます。


まとめ:頭を良くしたければ、まず“体を動かす”

最後に、ポイントを整理します。

  1. 科学的に頭をゴリゴリによくする唯一の方法は、「戦略的な運動」。

  2. 運動は、

    • 脳細胞の生成

    • 記憶力・集中力アップ

    • メンタル改善

    • 寿命延長
      など、脳・心・体すべてに驚異的な効果をもたらす。

  3. ベストは、

    • 有酸素運動:週4日/30〜60分/最大心拍数60〜65%

    • 無酸素運動:週2回/10〜15回×3セット
      ただし、1〜5分でも「ゼロよりは圧倒的に良い」ので、小さく始めてOK。


「頭を良くする=難しい勉強や特別なトレーニング」と考えがちですが、
実はスタートラインはもっとシンプルで、

“今日、少しだけ多く体を動かすこと”

から始まります。

この記事を読み終えたあと、
まずは 1分でもいいので、椅子から立ち上がって歩いてみるところから始めてみませんか?

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